1ユーザーあたり1TBの容量(プランによっては無制限)がある OneDrive for Businessですが、管理者にとってはユーザーに個々にデータを溜め込ませたくないという要望もあるでしょう。
そこで今回は OneDrive for Business を無効にする方法を紹介します。
Office 365 Admin Centerから設定します。
1.管理センター SharePointをクリックします。
2.画面左のメニューより、[ユーザープロファイル]をクリックし、[ひと]セクションの[ユーザー権限の管理]をクリックします。
3.中央のボックスより、[外部ユーザー以外のすべてのユーザー]を選択します。
※中央のボックスに[外部ユーザー以外のすべてのユーザー]が表示されていない場合は、テナン卜内のユーザーに対して個人用サイトの作成の権限を付与していない状態となります。
4.一番下のボックスのタイトルが[外部ユーザー以外のすべてのユーザーに対する権限]と表示されていることを確認し、下記3箇所のチェックを解除します。
1)個人用サイトを作成する(個人用データファイル、ニュースフィード、フォロ一対象のコンテンツのために必要)
2)ユーザーのフォローとプロファイルの編集
3)タグとメモを使用する※項目は表示されておりますが現在機能しておりません。
なお、制御は個人用サイト単位であるため、個人用サイトの作成を禁止することで、OneDrivefor Businessの他に[SharePoint のフォロ一機能]と[ニュースフィード]機能もご利用いただけなくなりますので、ご留意ください。
※ [OneDrive] [ニュースフィード]メニューを表示できなくなり、アイコンをクリッタすると[自分について] (画面上部には”Delve”の表示)の画面に遷移します
※この制御を実行した場合でも、通常のSharePoint Onlineのご利用には影響はごぎいませんので、チームサイトなどへのアクセスは可能です。
既に一度でもOneDrive for Businessにアクセスし、セットアップが完了しているユーザーは、PowerShellコマンドでユーザーのOneDrive for Businessサイトを削除する必要があります。※保存されているデータはすべて削除され初期化されるのでご注意下さい。
1.削除をしたいユーザーのOneDrive for BusinessのURLをOffice 365管理センターのユーザーから確認します。
2.PowerShellコマンドコマンドでユーザー個別にサイトを削除します。
Remove-SPOSite -Identity https://(テナント名)-my.sharepoint.com/personal/ (ユーザー名)_(ドメイン)
※SharePoint Online PowerShellへの接続は方法はここやここを参照してくだい。